2012年1月23日月曜日

後ろのプレイヤーが邪魔

$100.00 USD NL Texas Hold'em
Seat 2 is the button
Seat 1: Player1 ( $250.40 USD ) - VPIP: 17, PFR: 9, 3B: 0, AF: 4.0, Hands: 35
Seat 2: Player2 ( $283.30 USD ) - VPIP: 26, PFR: 19, 3B: 20, AF: 2.0, Hands: 47
Seat 3: Player3 ( $510.90 USD ) - VPIP: 66, PFR: 1, 3B: 0, AF: 1.1, Hands: 961
Seat 4: Hero ( $149.40 USD ) - VPIP: 17, PFR: 10, 3B: 4, AF: 2.2, Hands: 177929
Seat 5: Player5 ( $195.70 USD ) - VPIP: 27, PFR: 20, 3B: 0, AF: 3.5, Hands: 90
Seat 6: Player6 ( $357.95 USD ) - VPIP: 40, PFR: 34, 3B: 18, AF: 3.3, Hands: 205
Player3 posts small blind [$0.50 USD].
Hero posts big blind [$1.00 USD].
Player1 posts ante of [$0.20 USD].
Player2 posts ante of [$0.20 USD].
Player3 posts ante of [$0.20 USD].
Hero posts ante of [$0.20 USD].
Player5 posts ante of [$0.20 USD].
Player6 posts ante of [$0.20 USD].
** Dealing down cards **
Dealt to Hero [  Kh Jd ]
Player5 folds
Player6 raises [$4.00 USD]
Player1 folds
Player2 folds
Player3 calls [$3.50 USD]
Hero raises [$11.00 USD]
Player6 calls [$8.00 USD]
Player3 calls [$8.00 USD]

アンテありテーブルなので全体的にルーズである。レイズにコールが入っているが、スタッツから考えてKJoで勝っている可能性は高い。よって、3BETをしかけることにした。もちろん、コールして戦ってもいいだろうが、オリジナルレイザーのAFが3.3と高かったので、フロップノーヒットでCBに対して戦いにくいため、今回は3BETを採用した。

** Dealing Flop ** [ As, 7c, 5c ]
Player3 checks
Hero bets [$18.00 USD]
Player6 calls [$18.00 USD]
Player3 calls [$18.00 USD]

Aハイのフロップは自分がヒットしていることを主張しやすいだろう。完全ノーヒットでチェックで回した場合に勝ち目が見えないため、CBを打つことにした。

** Dealing Turn ** [ Js ]
Player3 checks
Hero checks
Player6 checks

Jがヒットしたが、AハイフロップでCBがコールされたので、Player3または6のどちらかはAヒットさせているだろう。稀な確率で二人ともドローでKハイで勝っているパターンがあるかもしれないが、無理はせずに諦めることにした。

** Dealing River ** [ 2c ]
Player3 bets [$29.00 USD]
Hero folds
Player6 folds
Player3 wins $29.00 USD
Player3 wins $88.20 USD from main pot

フラッシュが完成したカードが落ちて、Player2からのベットである。ポットに対して小さいベットで、ヘッズアップであれば勝率が25%ほどあればコールできる。Aヒットにもフラッシュにも負けているので、唯一勝っているのはストレートドローぐらいか?しかも、後ろにPlayer6のアクションを控えている。ターンで決めていた通りにフォルドすることにした。

ヘッズアップで、かつ、フラッシュもストレートも完成しないラグが落ちた場合ぐらいかな?コールすべきなのは。

2012年1月22日日曜日

AAでボードツーペア、リバーは打てず

$100.00 USD NL Texas Hold'em
Seat 1 is the button
Seat 1: Player1 ( $250.00 USD ) - VPIP: 28, PFR: 22, 3B: 15, AF: 2.0, Hands: 54
Seat 2: Player2 ( $187.60 USD ) - VPIP: 27, PFR: 19, 3B: 3, AF: 9.0, Hands: 100
Seat 3: Player3 ( $426.55 USD ) - VPIP: 70, PFR: 1, 3B: 0, AF: 1.2, Hands: 780
Seat 4: Hero ( $120.05 USD ) - VPIP: 17, PFR: 10, 3B: 4, AF: 2.2, Hands: 177748
Seat 5: Player5 ( $100.00 USD ) - VPIP: 14, PFR: 12, 3B: 6, AF: 2.0, Hands: 156
Player2 posts small blind [$0.50 USD].
Player3 posts big blind [$1.00 USD].
Player1 posts ante of [$0.20 USD].
Player2 posts ante of [$0.20 USD].
Player3 posts ante of [$0.20 USD].
Hero posts ante of [$0.20 USD].
Player5 posts ante of [$0.20 USD].
** Dealing down cards **
Dealt to Hero [  Ac Ad ]
Hero raises [$4.00 USD]
Player5 calls [$4.00 USD]
Player1 folds
Player2 folds
Player3 folds

AAで素直にレイズをしかけた。

** Dealing Flop ** [ 3s, 3h, 4h ]
Hero bets [$6.00 USD]
Player5 calls [$6.00 USD]

Player5はプリフロップでコールドコールなので、3を持っていることはほぼ無いだろう。負けているハンドでありえるのは33の1通りと44の3通りしか存在しない。レイズに対してもコールまたはリレイズするつもりで、CBを打った。

** Dealing Turn ** [ 9d ]
Hero bets [$15.00 USD]
Player5 calls [$15.00 USD]

99にまくられた可能性がある。しかし、99, 44, 33の7通り以外には負けていないので続けてバリューのためにベットすることにした。

** Dealing River ** [ 4c ]
Hero checks
Player5 checks

さて、ここまでのアクションからどういう状況なのか振り返ってみよう。

勝っている : JJ-TT, 88-55, AhKh, AhQh, AhJhの合計27通りぐらい?
負けている : 99, 44, 33の5通り

基本的には勝っていると考えていいだろう。ではベットすべきだろうか?私はJJ, TTあたりであればコールしてくれるだろうが、Aハイや88-55は諦めてしまうのではないか?と思った。となると、6通りからは利益を得られ、5通りに対しては損をする。よって、さほどベットすべきではないだろう。

チェックすることで利益を得られるだろうか?普通に考えるとQQ以上のペアをおろせるボードではないので、オーバーペアをおろそうとブラフしてくるとは思いにくい。しかし、55-88のセカンドペアやAハイも私のハンドレンジには十分含まれているので、こちらをおろそうと打ってくる可能性は考えられた(たとえば、Aハイでペアをおろしに、KQsなどでAハイをおろしに、など)。

以上のことから、チェックしてブラフキャッチを狙うことにした。

Hero shows [Ac, Ad ]
Hero wins $50.50 USD from main pot
Player5 doesn't show [Tc, Ts ]

相手がそのハンドを手にしているなら、バリューベットにコールしてもらえたかなぁ。。。ま、結果論w

2012年1月21日土曜日

ボードツーペアでAハイ

$100.00 USD NL Texas Hold'em
Seat 4 is the button
Seat 1: Player1 ( $117.70 USD ) - VPIP: 25, PFR: 19, 3B: 8, AF: 2.2, Hands: 115
Seat 2: Player2 ( $184.10 USD ) - VPIP: 22, PFR: 16, 3B: 4, AF: 0.0, Hands: 64
Seat 3: Player3 ( $287.15 USD ) - VPIP: 71, PFR: 1, 3B: 0, AF: 1.2, Hands: 744
Seat 4: Hero ( $100.70 USD ) - VPIP: 17, PFR: 10, 3B: 4, AF: 2.2, Hands: 177712
Seat 5: Player5 ( $100.00 USD ) - VPIP: 16, PFR: 14, 3B: 6, AF: 5.0, Hands: 120
Seat 6: Player6 ( $130.05 USD ) - VPIP: 14, PFR: 10, 3B: 0, AF: 1.3, Hands: 100
Player5 posts small blind [$0.50 USD].
Player6 posts big blind [$1.00 USD].
Player1 posts ante of [$0.20 USD].
Player2 posts ante of [$0.20 USD].
Player3 posts ante of [$0.20 USD].
Hero posts ante of [$0.20 USD].
Player5 posts ante of [$0.20 USD].
Player6 posts ante of [$0.20 USD].
** Dealing down cards **
Dealt to Hero [  6c Ac ]
Player1 folds
Player2 folds
Player3 calls [$1.00 USD]
Hero raises [$3.50 USD]
Player5 folds
Player6 folds
Player3 calls [$2.50 USD]

ポジションがボタンとよかったため、A6sでリンパーに対してアイソレートレイズをしかけることにした。

** Dealing Flop ** [ Ts, 8d, 2h ]
Player3 checks
Hero bets [$4.60 USD]
Player3 calls [$4.60 USD]

完全にノーヒットである。T8あたりはリンパーのハンドに絡んでいてもおかしくないところではある。CBを打ってもいいし、諦めてもいいところだろう。ドローはあまり見えないので、軽く1度だけCBを打つことにした。

** Dealing Turn ** [ Tc ]
Player3 checks
Hero checks

コールされてしまい、ボードペアができた。オーバーペア警戒で8ヒットをフォルドさせられる可能性はあるが、Tヒットはおろせることはないだろう。ダブルバレルを打ったところで利益が出るどころから、損しかしないと考え、チェックすることにした。

** Dealing River ** [ 2c ]
Player3 bets [$7.00 USD]
Hero calls [$7.00 USD]

フロップコールされた時点でほぼ諦めてターンチェックした。しかし、ボードツーペアができたため、相手がヒットさせている可能性が下がった。2のペアであるため、依然としてポケットペアや8ヒットには負けている。Tヒットや2ヒットであればフルハウスになっており、確実にバリューベットをしてくる場面だろう。ただ、オーバーペアであってもなかなかにコールしにくい場面であるため、ノーヒットがブラフしてきている可能性もある。
ポットオッズは7-to-24.3であり、勝率が23%あればコールで利益が出る。
相手のハンドレンジはリンプコールであるために非常に広く絞り切ることができていない。ターンの時点では諦めたつもりでチェックしたが、ポットオッズから考えると利益が出そうだったので、コールすることにした。

Player3 shows [Qh, 8h ]
Player3 wins $31.30 USD from main pot
Hero doesn't show [6c, Ac ]

フロップのコールを素直に信用して、フォルドだったかなぁ?ターンでドンクしてくれたらフォルドできたんだけども、リバーまで引っ張られたので、ボードツーペアでのAハイのショウダウンバリューを捨てきれなかった。相手のAFが1.2と低かったので、ノーヒットの弱いハイカードでのブラフはありえにくいところだったんだろうなぁ。

2012年1月20日金曜日

セカンドペアでリバーバリューレイズ?ブラフにしてしまった?

$100.00 USD NL Texas Hold'em
Seat 4 is the button
Seat 1: Player1 ( $108.45 USD ) - VPIP: 19, PFR: 17, 3B: 11, AF: 1.5, Hands: 54
Seat 3: Player3 ( $239.65 USD ) - VPIP: 72, PFR: 1, 3B: 0, AF: 1.2, Hands: 683
Seat 4: Hero ( $98.80 USD ) - VPIP: 17, PFR: 10, 3B: 4, AF: 2.2, Hands: 177639
Seat 5: Player5 ( $110.75 USD ) - VPIP: 17, PFR: 15, 3B: 6, AF: 0.0, Hands: 59
Seat 6: Player6 ( $131.75 USD ) - VPIP: 8, PFR: 8, 3B: 0, AF: 3.0, Hands: 39
Player5 posts small blind [$0.50 USD].
Player6 posts big blind [$1.00 USD].
Player1 posts ante of [$0.20 USD].
Player3 posts ante of [$0.20 USD].
Hero posts ante of [$0.20 USD].
Player5 posts ante of [$0.20 USD].
Player6 posts ante of [$0.20 USD].
** Dealing down cards **
Dealt to Hero [  Ah Jc ]
Player1 folds
Player3 calls [$1.00 USD]
Hero raises [$4.00 USD]
Player5 folds
Player6 folds
Player3 calls [$3.00 USD]

AJoでリンパーに対してアイソレートレイズをしかけた。

** Dealing Flop ** [ Js, 4h, Th ]
Player3 checks
Hero bets [$7.00 USD]
Player3 calls [$7.00 USD]

TPTKを手にしたが、多くのドローがありえる危険なボードである。バリューを引き出すことよりも、ハンドをプロテクトし、ポットが大きくなりすぎるようであれば撤退することを考えている。

** Dealing Turn ** [ Qs ]
Player3 checks
Hero checks

さて、Qで相手はハンドは進化しただろうか?ストレートとQのペアがありえる。

  1. ここで更にベットし、ハンドをプロテクトした場合 -> コールされてリバードンク、またはチェックレイズされた時点でフォルドしなくてはならない(セミブラフされた場合に大きく損をするし、コールして相手がTPだとほとんど勝ち目がない)。勝っているハンドでおろせるハンドはQヒット絡みをオーバーペア警戒させられた場合はありえる。バリューがとれるハンドはKJ, KT, J9, T9ぐらいか?
  2. チェックしてリバーを見た場合 -> リバーのワンベットにはブラフキャッチコール可能。フラッシュが完成した場合はおりやすい。QハイボードのJのペアは十分なショウダウンバリューがある、ハート以外のKが落ちた場合はナッツストレートとなる、などリバーで戦いやすい状況ではある。
よって、今回はリバーを見ることにした。


** Dealing River ** [ Qc ]
Player3 bets [$7.00 USD]

小さなベットである。Qが2枚重なったためQヒットの心配が無くなった。JT, J4などのツーペアにスローされていたとしてもまくり返している。フラッシュは完成しなかった。ストレートもAK, K9, 98であり、AKはアクションから除外できるし、98もスローはしにくいボードなので除外した。よって、ありえるストレートはK9だけだろう。状況から考えると最低でもコールはすべきだろう。問題はレイズすべきかどうか?である。

Jヒットのキッカー勝ちでコールしてくれる可能性にかけて薄くレイズしてみることにした。

Hero raises [$15.00 USD]
Player3 folds
Hero wins $8.00 USD
Hero wins $36.65 USD from main pot

リバーのレイズはどうだったんだろうか?振り返ってみると無理くさいかなぁ、ターンでチェックにとどめたのは正しいとは思うけども。。。リバーでQがかさなったのはJがかさなったのと同じぐらい嬉しいところだったのでがんばってしまった。Jヒットのキッカー勝ちってかなり少ないところなので、ブラフキャッチでコールにとどめる、が普通だな、やっぱり。小さいレイズなので大失敗ってほどのミスではないと思うけど、ね。

2012年1月19日木曜日

ベットパターンについて考えてみる~その1~vs Level 0 Thinking~

フロップ以降のベットパターンについて考えてみよう。

簡単なために、4つの条件を設定する。
  1. フロップを開いた時点でハンドは確定し、強さ1~8(1 < 2 < ... < 7 < 8)の8段階に等確率で分類されるものとする。
  2. 同じ段階の強さのハンド同士はチョップになるものとする
  3. フロップを開いた時点でのポットサイズは2とする
  4. ベット額はフロップ1、ターン以降は2とする(FLのイメージ)
  5. 1BETでCAPするものとする(相手がベットすれば、自分はコールかフォルドしか選択できない)
  6. 相手が常に先手で、自分は後手とする
以上の条件下において、まずは最初のレベルとして、相手がLevel 0 Thinkingの場合を考える。例として、以下の4パターンとする。
  1. 常にベットする
  2. 常にチェックフォルドする
  3. 常にチェックコールする
  4. 1/3の確率でベットし、1/3の確率でチェックコールし、1/3の確率でチェックフォルドする
まず、1のパターンの場合

相手はハンドの強さに関係なくベットしてき、コールするかフォルドするかの選択しかできないため、フォルドエクイティは一切存在しない。そのために、勝つには純粋なハンドの強さでショウダウン勝負になる。
  • ショウダウンに持ち込んで勝った場合 : 2(現在のポット)+1(フロップ)+2(ターン)+2(リバー) = +7
  • ショウダウンに持ち込んで負けた場合 : -1(フロップ)-2(ターン)-2(リバー) = -5
  • ショウダウンに持ち込んでチョップした場合 : +1(現在のポットの半分)
  • フォルドした場合 : 0
チョップになる確率は仮定から常に1/8である。勝つ確率をx、負ける確率を(7/8 - x)とすると、ショウダウンに持ち込んだ場合の期待値は 7 * x + 1 * 1/8 - 5 * (7/8 - x) = 12 * x - 34 / 8 となる。よって、x > 17 / 48 であれば、フォルドするよりもショウダウンに持ち込んだ方が期待値がよくなる。ちなみに、各ハンドの勝率は強さ1から順に0/8, 1/8, 2/8, 3/8, 4/8, 5/8, 6/8, 7/8となるので、強さが4以上で条件を満たす。

以上のことから、1のパターンに対する最適戦略は、強さ3以下であればフォルドし、4以上であればコールダウンすることである。
この結論は、あほみたいにベットしまくる相手に対して、トップペアや下手をするとセカンドペアでもヒットしてしまったら降りられないし、降りるべきでもないという経験則に合致するだろう。

次に、2のパターンの場合

相手はハンドの強さに関係なくチェックし、ベットすればフォルドするので、考えるまでもなく常にベットすればいいということになるが、一応計算してみよう。
  • ベットした場合 : +2(現在のポット)
  • チェックしてショウダウンに持ち込み勝った場合 : +2(現在のポット)
  • チェックしてショウダウンに持ち込み負けた場合 : 0
  • チェックしてショウダウンに持ち込みチョップした場合 : +1(現在のポットの半分)
チェックショウダウンした場合の期待値は、上記同様勝つ確率をx、負ける確率を(7/8 - x)とすると、 2 * x + 1 * 1/8 - 0 * (7/8 - x) = 2 * x + 1/8 となるが、xは最高でも強さ8のハンドの7/8なので、ベットした場合の2を超えることはない。

以上のことから、2のパターンに対する最適戦略は、常にベットしポットを盗ることである。
この結論は、ガチガチなロック、ニットに対しては、自分のハンドの強さに関係無く、ベットしてポットを盗みにいけばいいというアグレッシブな戦略の基本と合致するだろう。

次に、3のパターンの場合

相手はハンドの強さに関係なくチェックし、ベットしても常にコールするので、1のパターン同様にフォルドエクイティは一切存在せず、勝つには純粋なハンドの強さでショウダウン勝負になる。
  • フロップ/ターン/リバーとベットし続けて勝った場合 :  2(現在のポット)+1(フロップ)+2(ターン)+2(リバー) = +7
  • ベットし続けて負けた場合 : -1(フロップ)-2(ターン)-2(リバー) = -5
  • チェックし続けて勝った場合 : +2(現在のポット)
  • チェックし続けて負けた場合 : 0
  • ベット/チェックし続けてチョップした場合 : +1(現在のポットの半分)
上記同様勝つ確率をx、負ける確率を(7/8 - x)とすると、ベットし続けた場合の期待値は 7 * x + 1 * 1/8 - 5 * (7/8 - x) = 12 * x - 34 / 8 で、チェックし続けた場合の期待値は 2 * x + 1 * 1/8 - 0 * (7/8 - x) = 2 * x + 1/8 となる。
なお、中途半端にベット/チェックを混ぜるプレイに優位性は存在しないことは明らかである。
12 * x - 34/8 > 2 * x + 1/8となるxは x > 35/80 = 7/16 なので、強さ5以上で条件を満たす。

以上のことから、3のパターンに対する最適戦略は、強さ5以上のハンドであればバリューベットし、強さ4以下のハンドであればチェックしてチープショウダウンを目指すことである。
この結論は、コーリングステーション相手にはブラフをしてはならず、勝っていると思える時のバリューベットのみに注力すべきである、ということを示している。

フィッシュ相手にブラフ失敗して嘆いている人はよく考えるべきだろう。相手は確かに全く考えておらず、コールボタンを押しているだけである。考えているあなたが勝つべきだと思うかもしれない。だが、振り返って眺めてみると、あなたは1のパターンの何も考えずにベットしている相手と同じ事をしているのだ。そして、その場合、コールする側は強さ4以上で利益が出るが、ベットする側は強さ5以上でないと利益が出ないのだ。ハンドはランダムに配られるので、長い目で見るとベットする側が損をしていくだろう。なので、ブラフせずにバリューベットのみに注力すべきなのだ。

最後に、4のパターンの場合

相手はハンドの強さに関係なく、ランダムなアクションをとる。非常にパターンが多く煩雑になるので、結論をまず書こう。一番下に付録として計算を記述しておくので、興味がある方はどうぞ。

フロップ/ターンの最適戦略は、 ベットに対しては常にコール(弱いハンドではフローティング、強いハンドではブラフキャッチ)し、チェックしてくれば常にベットしてポットスティールを狙う ことである。この結論は、「相手のハンドの強さを一切読まずに自分のハンドによらず適当にCBを打ち、適当な場面で諦めるような機械的な多面プレイヤー」や「TP程度ではポットが膨らむと簡単にフォルドするニット」に対して、とりあえずフロップCBに対してレイズしたりフロートしたりするだけで利益がでるということを意味している。相手によっては、TPで突っ込む勇気も必要だし、何も考えずにCBを打ってレイズされて困るようなプレイはやめたほうがいい(何も考えずにCBを打つというプレイはLevel 0 Thinkingをしているのと同じ、フィッシュになっちゃうよ!)。
リバーの最適戦略は、ベットに対しては強さ2以上でブラフキャッチコールし、チェックしてくれば常にベットし、ポットスティールを狙うことである。この結論は、ポットが膨らんでしまった場合、相手がブラフをしている可能性があり、ブラフに勝てる強さのハンドを持っていれば、リバーでポットコミットしてしまい、コールすることが必然となることを意味し、ブラフにすら勝てないハンドであれば、ポットコミットしていないのでフォルドできるということである。いくらコミットしてるといっても、最低限Aハイは無いとコールしちゃだめってことかなぁ。

ここまで、Level 0 Thinkingを相手にした場合なので、ありえない状況だと思うかもしれないが、PokerStarsの0.1/0.25 NLHE ~ 1/2 NLHEぐらいなら、ほとんど何も考えずに機械的に打っているプレイヤーも存在する。それに気づいたならば、コーリングステーションに対して、弱いハンドでのCBを省いたり、フィッシュに対する無駄なブラフを無くす、マニアックに対してある一定以上のハンドの強さでコールダウンしてみる、など改善点は見つかるのではないだろうか?

--- 以下、付録 ---

まず、各ラウンドでのポットサイズを考えよう。フロップ時点ではポットサイズは2で固定である。ベットされた場合はコールするので、ターンでは4になり、チェックしてきた場合も半分がフォルドするので、ベットする方が期待値プラスになるので、ベットし、コールされた場合、ターンで4になる。チェックしてポットサイズ2のままターンに進むのは非合理なので考えない。同じことがターンでも発生し、リバーのポットは8になる。

リバーでのポットは8である。上記同様勝つ確率をx、負ける確率を(7/8 - x)とすると、
  • ベットされ、コールした場合 : +10(勝った場合) * x + 4(チョップした場合) * 1/8 - 2(負けた場合) *  (7/8 - x) = 12 * x - 10/8
  • ベットされ、フォルドした場合 : 0
  • 相手がチェックし、チェックショウダウンした場合 :  +8(勝った場合) * x + 4(チョップした場合) * 1/8 - 0(負けた場合) *  (7/8 - x) = 8 * x + 1/2
  • 相手がチェックし、こちらからベットし、相手がフォルドした場合 : +8
  • 相手がチェックし、こちらからベットし、コールされた場合 :  +10(勝った場合) * x + 4(チョップした場合) * 1/8 - 2(負けた場合) *  (7/8 - x) = 12 * x - 10/8
よって、相手がチェックした場合にこちらからベットした時、仮定より1/2でフォルドしてくれるので、期待値は 8 * 1/2 + (12 * x - 10/8) * 1/2 = 6 * x + 29/8 となり、常にベットしなかった場合を上回る。また、ベットされた場合は x > 5 / 48 であれば期待値がプラスになるので、強さ2以上のハンドであればコールすべきである。

以上のことから、リバーの最適戦略は、ベットに対しては強さ2以上でブラフキャッチコールし、チェックしてくれば常にベットし、ポットスティールを狙うことである。そして、リバーの期待値は、1/3でベットし、2/3でチェックするので、 
  • 強さ1の場合の期待値 : 1/3 * 0(ベットされればフォルドする) + 2/3 * (6 * x + 29/8) = 29/12
  • 強さ2以上の場合の期待値 : 1/3 * (12 * x - 10/8) + 2/3 * (6 * x + 29/8) = 4 * x - 10/24 + 4 * x + 29/12 = 8 * x + 2
これをふまえて、ターンを考えると、ターンでのポットは4であるので、
  • 強さ1のハンドでベットされ、コールした場合 : 29/12(リバーでの期待値) - 2(コール分) = 7/12
  • ベットされ、フォルドした場合 : 0
  • 強さ2以上のハンドでベットされ、コールした場合 :  (8 * x + 2)(リバーでの期待値) - 2 = 8 * x
  • 相手がチェックし、こちらのベットに対してフォルドした場合 : +4
  • 相手がチェックし、強さ1のハンドでベットし、コールされた場合 :  29/12(リバーでの期待値) - 2(コール分) = 7/12
  • 相手がチェックし、 強さ2以上のハンドで ベットし、コールされた場合 : (8 * x + 2)(リバーでの期待値) - 2 = 8 * x
  • 相手がチェックし、強さ1のハンドでチェックした場合 : ベットより劣ることが明らかなため無視
  • 相手がチェックし、強さ2のハンドでチェックした場合 : ベットより劣ることが明らかなため無視
以上のことから、ターンの最適戦略は、ベットに対しては常にコール(弱いハンドではフローティング、強いハンドではブラフキャッチ)し、チェックしてくれば常にベットしてポットスティールを狙うことである。よって、各ハンドの期待値を計算すると
  • 強さ1のハンドの期待値 : 1/3 * 7/12 + 1/3 * 4 + 1/3 * 7/12 = 31/18
  • 強さ2のハンドの期待値 : 1/3 * 8 * x + 1/3 * 4 + 1/3 * 8 * x = 16/3 * x + 4/3
ようやくフロップまで戻って考えると、フロップでのポットは2なので、
  • 強さ1のハンドでベットされ、コールした場合 : 31/18(ターンでの期待値) - 1(コール分) = 13/18
  • ベットされ、フォルドした場合 : 0
  • 強さ2以上のハンドでベットされ、コールした場合 : (16/3 * x + 4/3)(ターンでの期待値) - 1 = 16/3 * x + 1/3
  • 相手がチェックし、こちらのベットに対してフォルドした場合 : +2
  • 相手がチェックし、強さ1のハンドでベットし、コールされた場合 : 31/18(ターンでの期待値) - 1(コール分) = 13/18
  • 相手がチェックし、 強さ2以上のハンドで ベットし、コールされた場合 : (16/3 * x + 4/3)(ターンでの期待値) - 1 = 16/3 * x + 1/3
  • 相手がチェックし、強さ1のハンドでチェックした場合 : ベットより劣ることが明らかなため無視
  • 相手がチェックし、強さ2のハンドでチェックした場合 : ベットより劣ることが明らかなため無視
    よって、フロップもターンと同じ戦略をとることが最適になる。

    2011年12月の成績

    2011
    Month, Hands, bb/100, won
    1, 13257, 1.77, 48.42
    2, 39965, 3.02, 176.08
    3, 23057, 0.62, 13.88
    4, 7591, 1.37, 62.82
    5, 11967, 2.88, 147.11
    6, 7649, 14.78, 320.41
    7, 8809, 11.74, 322.99
    8, 3152, 26.65, 396.27
    9, 2667, 34.79, 387.87
    10, 5054, 16.32, 377.54
    11, 3391, -17.24, 147.30

    12, 2803, -11.82, -152.47


    12月もマイナスでした。FPPは年末忙しくてメモし忘れたので不明。トーナメントで+15.96。

    去年は年間を通してみるとプラスの成績でしたが、最後の2ヶ月が負けているのが、嫌な感じです。

    今年は年始が少し忙しく、また、1月中旬にはライブポーカーの大会に参加してきまして、その都合で全然打てていません。よって、今年のネットポーカーはマイナス発進になりそうで嫌な予感がしています。
    ただ、上記ライブポーカーの大会ではそれなりの成績を残すことができましたので、ポーカー全体としては悪く無いと思っています。今年はネットオンリーではなく、ライブでも多少は打っていこうと思っています。あと、今月はTCOOPがPokerStarsで開催されますが、いくつかのイベントには参加する予定です。

    12月も成績がマイナスだった反省は11月のものとほぼ同じです。

    1. 不運に関しては今月もどうしようもありませんでした
    2. ティルトは大してしていなかったと思います。そのかわりに負けるとすぐにやめていたので、ハンド数がすごく少なくなりましたw
    3. HM2のバグはNoteCaddyの動作を停止することで回避できました
    4. 土日はゲーム(Gジェネ3DSとガンダムEx.VS)もありましたし、遊びに行ったり、けいおんの映画とポーカーのオフ会、まどか☆マギカ鑑賞会、実家に帰省などで潰れました
    5. トーナメントの練習は継続していました。おかげで上記ライブポーカーの大会で成績を残せたのではないでしょうか?そう考えるとネットではたとえ負けようが結果的には大幅プラスでしたw
    6. ブラフ率に関しては継続してデータを見ながら検討中です
    では、見てくださっている方々、今年もよろしくお願いいたします。

    2012年1月8日日曜日

    Kハイフラッシュだが、リバーで4枚目のスート

    $100.00 USD NL Texas Hold'em
    Seat 3 is the button
    Seat 1: Player1 ( $135.35 USD ) - VPIP: 21, PFR: 16, 3B: 0, AF: 3.0, Hands: 87
    Seat 3: Player3 ( $227.00 USD ) - VPIP: 68, PFR: 1, 3B: 0, AF: 1.1, Hands: 922
    Seat 4: Hero ( $146.40 USD ) - VPIP: 17, PFR: 10, 3B: 4, AF: 2.2, Hands: 177890
    Seat 5: Player5 ( $151.65 USD ) - VPIP: 23, PFR: 15, 3B: 0, AF: 2.5, Hands: 52
    Seat 6: Player6 ( $392.75 USD ) - VPIP: 39, PFR: 33, 3B: 21, AF: 5.1, Hands: 166
    Hero posts small blind [$0.50 USD].
    Player5 posts big blind [$1.00 USD].
    Player1 posts ante of [$0.20 USD].
    Player3 posts ante of [$0.20 USD].
    Hero posts ante of [$0.20 USD].
    Player5 posts ante of [$0.20 USD].
    Player6 posts ante of [$0.20 USD].
    ** Dealing down cards **
    Dealt to Hero [  Td Kd ]
    Player6 folds
    Player1 folds
    Player3 calls [$1.00 USD]
    Hero raises [$3.50 USD]
    Player5 folds
    Player3 calls [$3.00 USD]

    5人テーブルということもあり、KTsでリンプしてきたPlayer3にアイソレートレイズをしかけた。

    ** Dealing Flop ** [ Jd, 9d, 8d ]
    Hero bets [$6.00 USD]
    Player3 calls [$6.00 USD]

    フロップフラッシュ+ストレートフラッシュドローを手にした。相手のAFは1.1と低いため、こちらからベットしてバリューを最大限引き出すべき相手だろう。CBを打つことにした。

    ** Dealing Turn ** [ 3h ]
    Hero bets [$15.00 USD]
    Player3 calls [$15.00 USD]

    3hはラグだろう。相手のハンドは何だろうか?Aハイフラドロはありえる。Qハイフラドロぐらいはありえるかどうかあやしい。完成しているフラッシュであれば、あまり強いハイカードのフラッシュではないだろうため、フロップレイズしてくるのが一般的だろう。セットやツーペアも同様だろう。となると他に考えられるのはTPぐらいだろう。完成しているAハイフラッシュ以外には負けていないため、勝っているのは間違いない。フロップと同じ理由でバリューを引き出すために、CBを打つことにした。

    ** Dealing River ** [ 2d ]
    Hero checks
    Player3 checks

    4枚目のスートが出てしまった。相手のハンドがTPぐらいとすると、ここでベットしてもバリューはまず引き出せないだろう。Qハイフラドロは存在するかどうかあやしい。TP+Qハイフラドロぐらいであればあってもおかしくない。そして、一番ありえるのがAハイフラドロだろう。となると、ベットするのは果たして利益が出るかどうかあやしいラインである。
    チェックした場合はどうだろうか?JヒットのTPがショウダウンで勝つことを諦めて、ブラフしてくれるかもしれない。Qハイフラドロはチェックショウダウンを目指すだろうか?Aハイフラであればベットされる。
    相手のAFが低いため、リバーでブラフレイズをくらう心配があまり無かったため、バリューベットしてよかったかもしれない。さらに、AFが低いということはチェックしてブラフキャッチ狙うにも向いていなかったか?実戦では、アクションからAハイフラ引かれたか・・・と諦めモードでチェックした。

    Hero shows [Td, Kd ]
    Hero wins $50.00 USD from main pot
    Player3 doesn't show [7d, Js ]

    そのハンドでコールダウンしてくるのかぁ。となると、Kハイフラッシュでも十分バリューベット打てたね。ハンドレンジが広すぎてようわからんwwwwwww